スポーツをされている皆さまへ
スポーツ時の「K3システム」によるマウスガード着用をおすすめしています。
当院はK-1に参戦している極真会空手の認定医になっております。
スポーツ店等で販売している簡易型のマウスガードを使用すると顎の関節を痛めてしまう危険性があります。安易に作ったマウスガードを装着すると下顎の位置が不安定で力の出ない物になってしまいます。
従って 個人個人にフィットしたしっかりとしたマウスガードを装着することが重要です。
マウスガードの効用
マウスガードの効用は転倒などの外的傷害から脳振盪の予防、歯牙破折脱落の予防、顎骨骨折の予防、臼歯部の摩耗の予防などがあります。
また、以下の様な利点もあります。
スポーツ時のバランスが向上、最大筋力のアップ、リラックス後果があります。
脱落・給水の心配なし
私は極真空手初段ですが組手に使用しています。
極真会空手の認定型式「K3システム」のマウスガードは本人の型を取って作るのでスポーツ中でも脱落しません。
装着中でも声が出せます。
息苦しくなりません。
給水ができます。
色は 透明・白・赤・青・黄・他 希望により多色も可能です。
小松氏のK3システム
最近ではアメリカのオリンピック強化選手もK3システムを採用すると小松氏の講演で発表されました。(04年02月情報 アテネオリンピックから)
また、陸上や野球等での前歯の保護が必要でない場合下の歯列に装着してもっと装着違和感を軽減することができます。(オリジナルタイプ)
K-1、極真空手のフランシスコ・フィリオ選手やニコラス・ペタス選手など、超一流格闘家のマウスガードを手がける、小松弘幸氏による講演がおこなわれました。
氏は、マウスガード製作のためにバキュームアダプターと咬合器を組み合わせ、対合関係を容易に再現するシステム、「K3システム」を考案しました。
今もなおマウスガードの品質向上のために尽力されています
咬合器上のマウスガード
咬合器からはずしたところ
前歯部のガードがいらないスポーツ
野球・陸上競技等の前歯部のガードがいらないスポーツでは下顎に装着してより装着感が良くなります。陸上競技ではマウスガードの装着によりバランスが良くなり結果タイムアップにつながった例があります。